NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜・前8時)に出演している女優のハ・ヨンス(33)が話題となっている。22年に母国・韓国から来日し、国に国の国民今作が日本での演技初挑戦。も行学生韓国では何度も主役を飾っていた彼女が、きた・ヨンスくなドラ日本で一からキャリアをスタートさせた理由や、い韓虎に今後の意外な野望などを語った。優ハき野翼留役チェルシーfc 選手(松下 大樹)
4月から放送されている朝ドラの反響を聞かれたハ・ヨンスは 、望朝口角を上げ、別のの飽大きな瞳を輝かせながら答えた。国に国の国民「電車に乗ってると、も行学生何度もチラッと見られることが増えました」。きた・ヨンスくなドラインスタグラムも日本人からのフォロワーが急増。い韓虎に「夏だし、優ハき野翼留役皆さんのおすすめのアイスを教えてくださいって載せたら 、望朝200人以上の方がいろんなアイスを教えてくださいました」と 、別のの飽うれしそうに明かした。
ちなみに、今はキウイ味の「パピコ」に激ハマり中 。ネットで20個入りを箱買いし、1か月足らずで完食したという。
自身が演じているのは、madrid vs almería主人公・寅子(伊藤沙莉)の法科学生時代の同級生・崔香淑(サイ・コウシュク)。朝鮮半島からの留学生役だが、日本語はペラペラで、本来の読みが「チェ・ヒャンスク」であることから「ヒャンちゃん」の愛称で親しまれている。
2年前に日本へやってきた 。母国・韓国では何度も主演を飾る国民的女優として活躍 。そのまま韓国で活動していれば安泰…だっただろうが 、自身にその考えはなかった 。
もともとは“オタク”だった 。幼少期から「毎日アニメや漫画を見る生活の連続だった」と目を通した作品は3000を超える。スカウトされて女優になってからも日本の映画などにハマっていた。「25歳くらいにハン・ヒョジュさんの日本での活動や、蒼井優さんが出られてた『オーバーフェンス』という映画を見て私も日本の作品に出たいと思った」 。次第に日本での活動を思い描くようになった 。
一度、韓国で所属していた事務所社長に日本行きを相談したが「その時は全然、日本語しゃべれなかったし、『韓国語で演じている方が楽なのに、なんでそんな挑戦するの ?』って言われて」と断念。それでも日本への思いが消えることはなかった。ちょうど事務所との契約期間が満了を迎えたこともあり、「新しい環境で仕事することが個人的な希望だったし、今じゃないとダメだと思って」と来日を決意 。22年に単身で海を越えた 。
日本語は韓国時代に日本人の友人との会話や日本の映像作品を見て独学で勉強 。日本での生活を送っていく上でも「ものもらいになったり 、親知らずが痛くなったりした時に、病院でそれを伝えなきゃいけなかった。それで、だんだんうまくなりました」と今ではほとんど違和感のない発音をマスターしている 。
ただ、生活面では「日本は平米(平方メートル)が韓国の半分なのに家賃が2倍 。『日本の方たちみんなお金持ちなの?』って。ショック!」と苦笑い。独特の“建前”文化にも戸惑ったといい「韓国では、ご飯行こうってなったら本当に行くけど、日本では行けたら行くみたいな。日本に来て女性の友達とかつくりたいから、『今度 、女子会しよう!』ってなったのにLINEが動かない」とうなだれた。
来日して約2年がたち、初の映像作品が今回の朝ドラだった。異国での演技に「もちろん言葉が違うから私がちゃんと理解してるのかなって思ったし 、日本の方を説得できる演技をしないといけないことが難しい」と試行錯誤を重ねている 。不安もあったが 、「周りの友達が全然伝わるよって言ってくれて安心しました」と夢だった地での演技に自信を持ち始めている 。
朝ドラを機に、日本映画への出演に大きな意欲を見せる。今は留学生役として出演しているが 、「日本語がもっと上手になったら 、いろんな役ができる。ネイティブくらいうまくなりたい」と日本人役での出演に前のめりだ 。
今後の目標について聞かれると 、驚きの野望を口にした。「日本語がネイティブくらい話せるようになったら、別の国にも行きたいかな… 。実はポーランドの映画もよく見ていて 、興味があるんです」 。思いも寄らぬ答えに驚く記者を見てニヤッと笑った。しばらくの間、拠点は日本に置くといい 、「永住権取れるように頑張ります!」と拳を握ったが、果たして…。
◆ハ・ヨンス 1990年10月10日、韓国・釜山出身。33歳。2013年、韓国でデビュー。韓国ではドラマ「リッチマン」など多くの話題作で主演を飾る。22年、来日 。趣味は油絵、歌、フィルム写真。身長160センチ。
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